CROSS TALK 03

若手社員座談会

若手が教える、
本音の日工。

PROFILE

Y.I.

事業本部 産業統括営業部
第一販売課
経済学部 経済学科 卒
2022年新卒入社

現在の仕事
バッチャープラント(コンクリートプラント)の営業。既存案件の獲得と新規クライアントの開拓を、ほぼ半数ずつ行なっている。クライアントの現場を確認し、プラントや設備の配置・仕様打ち合わせを行い、見積書を提出。受注後はさらに内容を詳細に詰め、納入とフォローを行うのが一連の流れ。

L.T.P.D.

AP統括営業部 第二販売課
日本語学部 通訳・翻訳専攻
2023年キャリア入社

現在の仕事
海外営業職として、主にベトナム市場を担当。現地スタッフと連携し、販売支援や新規顧客開拓、ベトナム出張による顧客訪問、商談対応を行っている。また、会議通訳、各種営業資料の作成・翻訳にも従事。製品の特徴と市場ニーズを理解しながら、営業戦略の立案やマーケティング活動にも関与している。

T.M.

中部支店 AP販売課
法学部 政治学科 卒
2023年新卒入社

現在の仕事
アスファルトプラントの営業。東海・北陸エリア(主に石川・福井・富山)のクライアントを対象に、プラントの新設や改造の案件を担当している。営業資料の作成やクライアントとの仕様・金額・日程に関する打ち合わせが業務の中心。関係省庁への申請業務のサポートも営業活動に含まれており、役所へ同行してプラントや改造内容の説明を行うことも。

持続可能性に
魅力を感じて。

日工に入社した動機を教えてください。

L.T.P.D.
私はベトナム出身です。日本に初めて来たのは学生時代。1年間の留学でした。その後、一度はベトナムで就職したんですが、やっぱり日本で挑戦してみたいと思うようになって。日工はアスファルトプラントではトップシェアで、ベトナムにも進出しているグローバル企業。環境技術などの先進的な取り組みにも積極的です。ここでなら、語学力と異文化交流の経験を活かしながら、自分を成長させられるのではないか——そう思って入社しました。
T.M.
僕の入社動機も、けっこうL.T.P.D.さんと近いですね。トップシェアで、海外に展開していて、環境対応も進んでいて。環境問題に力を入れている、つまり時代にちゃんと対応している会社は、持続可能性も高いはずだと思いました。
L.T.P.D.
世界共通のテーマでもありますよね。私もいつか、日工の技術をベトナムの環境問題に役立てられたらと思っています。
T.M.
それに人柄のよさ。僕は面接でガチガチになってしまうタイプなんですが、日工は役員のいる最終面接でもすごく気さくな雰囲気で、自分の伝えたいことをしっかり伝えられたという手応えがあった。それも入社の決め手です。
Y.I.
僕は地元のメーカーを探していて、日工に出会いました。特に惹かれたのは、規模と事業。上場企業であり、インフラに欠かせないメーカーだという安定感がある。ひとつの会社にできるだけ長く勤めたい僕にとってはすごく魅力的でした。

奥深さが、
新鮮さになる。

入社して、事前イメージとのギャップを感じたことは?

L.T.P.D.
私は言葉ですね。日本語の文法は学んでいたけれど、日常会話になるとやっぱりちょっと違う。何より、プラントについての技術的な用語が多い。会議や資料作成の時、ちゃんと理解できているのか、伝えることができているのか、最初はなかなか自信が持てなくて。周囲から丁寧にフォローしてもらえたおかげで、今は全然問題ありませんが。
Y.I.
日本人の僕でも、専門用語はわけがわからなかった(笑)。けれど、それをひとつずつ学んでいくのが楽しいんですよね。知識が増えていく実感があって。
T.M.
僕もひと通り覚えるまで、かなりの期間かかっています。専門用語に限らず、日工はじっくり学んでいくことが多いですよね。営業活動にしても、最初の1年は先輩に同行して学ぶことがほとんど。毎日が勉強の日々ですね。
Y.I.
それだけ奥が深い世界なんですよね。きっと10年後でも、まだまだわからないことがある。だからこそいつまでも学ぶ楽しみが尽きなくて、新鮮な気分でいられるんじゃないかと思います。
L.T.P.D.
任せるのは早いけれど、だからといって突き放さずに育ててくれる。私も入社半年くらいで希望していたベトナム出張に行けるようになりましたが、やっぱり同行が基本。安心感があります。
T.M.
営業活動について言うと、僕がいる中部支店は管轄エリアがかなり広いんです。東海に加えて北陸3県まで対象で、2泊3日の出張もしょっちゅうです。運転は大変ですが、各地のグルメを楽しむことができ、お客さんとの会話のきっかけづくりにも繋がるので一石二鳥ですね。仕事のスケールも想像以上でしたね。提案から試運転まで3年ほどかかる大型案件も珍しくない。もちろん金額は億単位。プレッシャーはあるけれど、やりがいもとても大きくて。
Y.I.
現場に足を運ぶことが多いのも、僕にとってはギャップでしたね。なんとなく、ずっとスーツを着て、オフィスにいるイメージがあったので(笑)。でも、実際には現場でバリバリ打ち合わせもするし、その時には作業着を着てヘルメットもかぶる。それがまた楽しいんですよね。プラントや設備の実物を目にすることで、生きた知識も身につく。

ワクワク感と
責任感。

「日工に入社してよかった」と思うポイントは?

L.T.P.D.
海外営業として実践的な経験が積めるところですね。海外市場のダイナミックさをしっかり感じながら仕事ができる。その中で、語学力や異文化理解力といった自分らしいスキルもしっかり活かせる。じつは、ベトナムによく同行する上司はベトナム語があまり得意ではなくて(笑)。クライアントとのコミュニケーションでは、自然と私が前に出ることになります。最初のうちは通訳のような動きしかできませんでしたが、今はちゃんとクライアントのニーズや背景を把握したうえで、会話を展開させることができています。
T.M.
裁量の大きさは日工のよさですよね。任されることのワクワク感と責任感、その両方が味わえる。営業は、プラントについての膨大な仕様を決めなければいけない一方で、ひとつでもミスがあればクライアントを失望させてしまう仕事です。だからこそ、隙のない提案をするために試行錯誤を重ねながら成長できる。その先で大きな達成感を味わえる。
Y.I.
責任が大きい仕事だからこそ、ちゃんと働きやすいのもうれしい。支店にもよると思いますが、僕が配属されたところは年の近いメンバーが多くて、すごく溶け込みやすかった。2年目からは基本的に仕事を任されるようになりますが、聞きたい時にすぐ聞ける環境があるからこそ、その育成法が活きるんだと思います。
L.T.P.D.
働きやすさでいえば、福利厚生もしっかりしていますよね。
T.M.
有給も取りやすいし、なんといっても借上げ独身寮制度。
Y.I.
特に地方だと、借上げ独身寮制度のおかげで会社の近くに家を借りやすいのは心強いですよね。

ビジネスを育て、
自分を育てる。

今後、日工で実現したいことは?

L.T.P.D.
まずはベトナム市場でプラントを納入して、実績をつくりたい。日工は、国内のアスファルトプラント業界では圧倒的なトップシェア。けれど海外、特に東南アジアではまだまだこれからです。ほとんど何もないところから戦略や体制を整えていくのは大変ですが、だからこそ面白い。早くベトナムで成功例をつくって、いずれはほかの東南アジア市場へ、さらに広く世界へ、私の手で展開させていけたらうれしいですね。
T.M.
プラントにまつわる案件の中で、特に規模が大きいのは「建て替え」です。それを提案から納入まで、自分の力でこなせるようになりたいと思っています。そのためには、プラントの知識も、社内外を問わず人間関係を築く力も必要。中でも大切だと感じているのが、ニーズの本質を見極める力です。クライアントの望みを正しく引き出し、的確に応えていくために、経験と前例の両方に学んでいるところです。
Y.I.
今年になって、初めての後輩ができました。いざ自分が教える立場になってみると、思うようにいかないことも多くて。かつて自分を指導してくれた上司のすごさを思い知らされています(笑)。僕が上司にしてもらったように、相手のレベルをしっかり把握し、段階的に教えていくことで成長を後押ししたい。もちろん僕自身も、周囲からもっと頼られるような、たとえばエリアを1人で切り盛りできるような存在へと成長したいと考えています。