INTERVIEW
K.M.2021年新卒入社
制御設計部
制御設計1課
工学研究科 化学・環境・生命工学専攻
生命工学コース
制御というコア技術で、
自分の可能性を試す。
- 配属・異動
- 2021年7月 制御設計部 制御設計2課
2022年4月 制御設計部 制御設計1課(部署名変更) - 志望動機
- 道路などのインフラに関わる装置を手がけていることに加え、その技術力を幅広い分野に応用している点に可能性を感じて。
- 仕事内容
- アスファルトプラントの制御機器や操作盤の設計
※所属などは取材当時のものです

学んだことより、
やりたいこと。
入社を決めた理由を教えてください。
メーカーで機械制御をやってみたいと思いました。大学の研究室でバイオリアクターの設計に携わり、生物の成長速度などを制御したことがきっかけです。生物はどうしても変数が多く、計算と実態がかけ離れてしまうことも多い。けれど機械なら、理論にしっかり則って制御できる面白さを味わえるのではないか——そんなふうに考えたんです。日工はアスファルトプラント事業を出発点として、さまざまな分野でその高い技術力を活用しています。機械制御の仕事ができることに加えて、事業の広がりに可能性を強く感じたのが入社動機になりました。
学生時代の学びとは異なる仕事に、不安はありませんでしたか。
もちろん不安でした。化学やバイオを中心に学んできましたから、機械や電気の世界になじめるのかどうか。実際に入社してみると、最初の3か月は戸惑うことも多かったですね。特に電気図面の読み解き方は、教育担当の先輩にとことん付き合ってもらって猛勉強しました。ただ、その3か月を超えてみると、仕事の勘所をつかめた感触があった。先輩の教え方がすごくうまかったこともあって、畑違いであることのハンデもそれほど感じませんでした。そもそも機械系や電気系の出身だったとしても、やはり入社後に学ぶことのほうが多いと聞きます。もし、学部や学科が理由で志望をためらう人がいるなら、「物怖じする必要はまったくない」とはっきりお伝えしたいです。



自分の芯となる
領域をつくる。
改めて、業務内容について教えてください。
大きく2つの業務に携わっています。まず「制御機器の設計」。機械装置を動かすための動力盤や、装置と動力盤をつなぐ配線の設計です。そして「操作盤の設計・プログラミング」。クライアントが使う操作盤のインターフェイス設計や、プログラム作成を行っています。「制御」は、日工の強みであるコア技術のひとつ。ハードからソフトにまたがる広い範囲で、その期待に応える設計を行う必要があります。制御のミスは安全面のリスクにもつながりかねないので、細心の注意を払うことも求められます。けれど、それらを乗り越えてクライアントの要望に沿った動きを実現できた時のうれしさは格別。プラントというスケールの大きさも、それに拍車をかけています。
入社以来、もっとも印象に残っている仕事は何ですか。
上司との面談で、「『合材サイロ』の制御を極めさせてほしい」と申し出たことが記憶に残っています。合材サイロとは、アスファルトの材料を一時的に保管するもの。私が初めて担当した装置でもあります。当時の私は入社2年目。仕事に慣れはしたもののまだまだ自信がなく、まずはひとつの領域を突き詰めることで自分の芯をつくりたいという思いでした。新人に近い立場なのに、そんな勝手を言い出してよいものか迷ったのですが、打ち明けてみると上司は快諾。すぐに関連する業務を割り当ててくれました。そのおかげで知識も格段に増え、合材サイロについての相談が他部門から寄せられるくらいになれました。日工は、手を挙げれば任せてもらえる会社。これから入社する方も、臆せずに思いを口にしてほしいと思います。
日工に入ってよかったこと
社員同士のコミュニケーションが取りやすいところです。特に部署内にはやりとりの機会が多く、困った時には上司や同僚の区別なく相談できます。制御設計には経験値の多さで解決できるトラブルも多いので、熟練した社員のアドバイスをすぐ聞けるのは助かりますね。また、部署が違っても相談すれば快く応えてくれる社員ばかりなので、仕事は進めやすいと思います。
いつか日工で挑戦したいこと
アスファルトプラントだけに留まらず、守備範囲を広げていきたいと思います。たとえば、環境関連製品の制御設計などにも携わって技術力をさらに向上させたい。将来的には、私のバックボーンであるバイオ分野に日工の技術を掛け合わせ、新しい領域を開拓してみたいですね。


One Day Schedule1日のスケジュール例
- 7:45出勤。ラジオ体操。
- 8:10朝礼の後、メールチェックと工程の進捗状況から1日の仕事を決める。
- 8:15設計業務。
- 10:10PLC(プログラマブルロジックコントローラ、シーケンサ)プログラムの作成。
- 12:20昼食。
- 13:00PLCプログラムの作成作業。
- 15:00グループミーティング。
- 16:45掃除。
- 17:00退勤。
Off Styleオフの過ごし方

昨年、長男が誕生しました。休日は離乳食づくりなど、子育てをがんばっています。この時期の子どもはみるみるうちに成長していくので、なんだか「自分もがんばろう」という気分になりますね。家族みんなでドライブするのも好きです。ショッピングに出かけたり牧場でのんびりしたり、奥さんにとってもいい気分転換になっているのではないかと思います。