INTERVIEW

T.F.2022年新卒入社

サービス企画部
関東支店サービス1課
法学部 法学科

攻めのメンテナンスで、
プラントは生まれ変わる。

配属・異動
2022年4月 サービス企画部
2022年12月 サービス企画部 関東支店サービス1課
志望動機
国内シェアトップの事業を持つうえ、世界のインフラを支えている社会貢献力の高さに魅力を感じて。
仕事内容
アスファルトプラントのメンテナンス

※所属などは取材当時のものです

文系から、
ものづくりを目指す。

入社を決めた理由を教えてください。

学生の時に、ちょっとしたビジネスをしました。商材は「アリの巣観察キット」。子どもの頃、市販品は高くて手が届かなかったことを思い出し、「安く自作できたら、買ってくれる人がいるかもしれない」と挑戦してみたのです。結果は大当たり。購入した方から感謝の言葉までいただきました。その時に感じた幸せを、もっと大きなスケールで味わいたい——それが、製品を通じて多くの人を支えられるインフラ系のメーカーを志望したきっかけです。なかでも日工に惹かれたのは、文理を問わず技術系の仕事に就けるから。私は法学部で学びましたが、ものづくりも大好きです。父のバイクを譲り受けて、あれこれ頭をひねりながらレストアしたのもすごく楽しかった。そんな私の志向に、業種も仕事もフィットしたのが日工でした。

具体的な仕事内容を教えてください。

アスファルトプラントのメンテナンスを担当しています。メンテナンスというと、保守作業を思い浮かべるかもしれません。もちろん不具合対応なども大切ですが、私たちの本領はもっと攻めたところにあります。クライアントのもとを訪れ、稼働中のプラントに対する課題感をヒアリング。改造プランをその場でスケッチし、設計部門も巻き込みながらイメージをすり合わせ、クライアントのゴーサインが出れば形にしていくのです。私が所属する課には7名のメンバーがいますが、マネジメント層を除いた5名が関東を1県ずつ担当。私は茨城県を受け持ち、プラント数でいえば14〜5案件を見ています。クライアントとのコミュニケーションが非常に大切な仕事なので、社内よりも客先にいることが圧倒的に多いですね。

「もっと仕事を」。
1年目の直談判。

あえて忙しいエリアへの配属を希望したというのは本当ですか。

入社してすぐ「関東がいちばん忙しいと聞いたので、関東に行きたい」と言いました。忙しければ忙しいほど、経験が積める。成長が早まり、会社への発言力も大きくなる。そう思ったからです。希望通りに関東に配属されたのですが、新人である私を気遣ってか、担当できたのはわずか5社ほど。「いや、もっと任せてほしい」と頼み込み、1年目の終わりにはいまと変わらない業務量になっていました。よく任せてくれたな、と思います。とはいえ、最初からクライアントに信頼されたわけではありません。きっと社内にも、不安視していた先輩はいたはずです。それでも地道に結果を出すことで、少しずつ信頼を獲得していきました。最初は私の意見に半信半疑だったクライアントが、「やっぱりT.Fさんの言う通りだ」と認めてくださった時は気持ちよかったです。

入社以来、もっとも印象に残っている仕事は何ですか。

配属されて初めて、事前の段取りから完成までを手がけた大型工事案件です。その記念すべき案件で、不具合が出てしまったのです。排出されるはずのダストがなぜかその場に蔓延してしまい、原因もわからない。プラントが動き出さなければ、クライアントの仕事も止まったままです。途方に暮れていた時、駆けつけてくれたのが課長をはじめとするメンバーでした。経験が足りない私をフォローしながら原因究明に打ち込み、ついに解決に漕ぎ着けることができました。自分がどれほど人に恵まれているか、改めて噛みしめた出来事でした。仕事とは、チームで成し遂げるもの。この意識が自分の中にしっかり根付いたことで、「チームで力を発揮するために」「いつか教える立場になった時のために」いま自分が何をすべきか、深く考えて実践するようになれたと思っています。

日工に入ってよかったこと

歴史を誇りつつ、変えるべきところは変えていく。改革を恐れない。そんな社風に頼もしさを感じています。制度面や待遇面において、実際にさまざまな改革が進んでいます。決してトップダウンではなく、若い世代が新しい風を吹かせやすいのも魅力的だと思います。

いつか日工で挑戦したいこと

業務をもっと効率化したい。そのことで、社員の仕事とプライベートがさらに充実してほしいと思います。プラントという非常に重要な製品を扱っている以上、休日の対応が発生することもあります。もちろん振替休日は取れるのですが、働きにくさを感じる人もいるでしょう。人手も、まだまだ潤沢とは言えません。誰もが納得する答えを出すのは難しいかもしれませんが、それでも改善を模索し続けること。それがきっと、もっと働きやすい日工の新時代につながると信じて行動しています。

One Day Schedule1日のスケジュール例

  • 9:00出勤。メールチェック、図面準備。
  • 10:30客先での打ち合わせ。現地での図面確認。
  • 12:00昼食。
  • 13:00客先での打ち合わせ。
  • 15:00事務所に戻る。現地で起こしたスケッチの設計への共有、見積作成、プラントの状態をクライアントに報告するための資料作成など。
  • 19:30日によっては少し残業して退勤。

Off Styleオフの過ごし方

熱帯魚の飼育を楽しんでいます。レイアウトにこだわり抜いた幅600mm×奥行450mm×高さ360mmの水槽で、大好きなコリドラスをはじめとする熱帯魚たちが泳いでいる。それを眺めるのが最高の息抜きです。