榊 真司さん

榊 真司さん

  • 現在の仕事内容はというと…
  • 初めは驚いた配属先
  • どうして当社に入社したいと思ったかというと…
  • 立ちはだかった最大の壁。その時私は…
仕事風景

■現在の仕事内容はというと…

一概に『現在の担当はコレ!』とは言いにくい状況ですが、基本は当社のコア技術の一つでもある『乾燥加熱』技術分野で様々な製品開発に携わっています。

1つは、現在当社で製作しているガスバーナとはまた違った燃焼方法で燃焼させるガスバーナの開発で、もう1つは、粘性土壌供給装置の開発です。

バーナ開発では、使用目的に合うような燃焼を得るための燃焼方法の検討、バーナの構造、熱計算を行い、新型ガスバーナを設計、テスト機(プロトタイプ)に落とし込んでいきます。プロトタイプ製作後は、実際に都市ガスを用いて燃焼テストを行い、部品をいろいろ変更しながら最適な燃焼を得られるパターンを探るためにデータ採取したり、より詳細なデータ分析を行ったりしています。

粘性土壌供給装置開発は、今までに無い供給装置であったため、供給する際「付着軽減」「安定供給」を実現するのが課題で、土壌供給を行いながら付着を軽減するための構造の検討、供給に必要な圧力や機器の選定を行い、設計作業を進めて実際にプロトタイプを製作し、何度もテストを行いました。

■初めは驚いた配属先

仕事風景

実は、私は電子工学科卒業ですので、当社に入社したら配属先は『制御部』だろうと思っていました。インターンシップで制御部でもお世話になりましたし…。

…が!配属先は研究開発センターで、しかも乾燥加熱分野の製品開発チーム!この分野はどちらかというと『機械系』というイメージが強いので、 機械系の知識が不足している私が配属されることはないだろうと思っていましたが…。正直驚きました。『なんで?どうして私?』的に。

でも実際配属されて業務概要が見えてくると、機械系は確かに必要な知識ではありますが、『化学系』『電気・制御系』と、ありとあらゆる知識が必要な部署であるとわかりました。

学生時代とは全く異なる分野でやっていけるのか不安な部分もありましたが、『挑戦してみたい』気持ちも強かったので、今日も頑張っています!

■どうして当社に入社したいと思ったかというと…

実は、就活前に軽い気持ちで当社のインターンシップに参加したのが日工を知るきっかけとなりました。

もともと学生時代には『日工』を知っていたわけでもなく、「インターンシップに参加したい」という思いで学内情報を調べていたところ、日工に眼がとまりました。『プラントメーカ-?』『国内シェアトップ?』なんか気になる…。『ま…行ってみよう』と。結構”お気楽”な気持ちで考えていました。今の学生の方々からすれば、怒られそうな気もしますが…。

話は戻って、もともと電子系の学科だった私は現在の制御部で2週間インターンシップを経験し、制御設計業務(当然一部分ではありますが)を経験しました。

そこで感じたところ…。それは当社は機械の設計から製作、組立、制御プログラムを一貫して行っており、1つのプラントとして製品を扱っている点がスゴいと思い、色々なことを体験することができそうだと感じました。

職場内の雰囲気も、会社というところは『常に気を抜かずに集中していなければならない空間』と思っていましたが、実際は先輩に対しても気さくに相談をすることができたり、休憩時間には笑いあったりと、和やかな雰囲気でしたし、予想以上にフラット感とフランク感を感じました。

さらに私自身が昔からモノを組み立てたり、構造を考えたりすることが好きだったのも影響していると思います。

■立ちはだかった最大の壁。その時私は…

プラントイメージ

一番つらかったこと。それは表現はあまりよくありませんが、制御プログラムの設計時、デモプラントの制御設計を自分一人で考えなくてはならなかったのがつらかったです。

こういう内容は、就活サイトでは学生に伝えると企業側にはマイナス情報となるらしいのですが、私の場合、まさしく逆境を乗り越えたということと、今はとても役立っていて自信に繋がったので、ぜひこれを参考にしていただきたいと思い敢えて載せさせていただきました。

入社3年目のとき、展示会展示用としてデモプラントを開発することになったのですが、この時にデモプラント用制御盤設計とプログラム設計を担当させていただきました。

担当者は私1人!『やった!がんばろう!』『でも大丈夫かな…。ちゃんとできるかな…。』責任ある仕事を任され、うれしい半面ものすごく不安でした。学生時代は電子工学科に所属していたとはいえ、リレー回路やPLC等は触ったことも見たこともなかったのです。

『わからなかったら諸先輩方や他の部署の専門の人に教えてもらったらイケるだろう…。』という思いでしたが、期待は見事に裏切られました…。

部署の先輩方は機械設計を得意とする方ばかりで、今回要求されているレベルの本格的な制御盤を設計・プログラミングをした経験はなく、加えて機械装置の方を設計開発することになっていたので、先輩方も非常に多忙を極める状態でした。また、開発時期がちょうど繁忙期と重なっていたので、頼りとなる制御部の方々も非常に忙しく、プログラミングや電気回路設計に関して教えてもらう時間が充分取れない状態に…。

『困った…。どうする…?』
答えは一つ。『(できるかどうかはわからないけど…)独力でやるしかない!』
とにかく…かたっぱしから教科書を見たり過去の製品の電気回路図やプログラムを見たりして、リレープログラム設計方法を自分で考えました。何度も行き詰まり、考え込みもしましたが、なんとか設計することができ、実際にデモプラントにプログラムを転送しました。

…が、思ったとおりには動きませんでした。展示会まであと数日…。この時感じた絶望感は未だかつて味わったことはありません。

プログラムと電気回路のバグ探しに明け暮れた結果、なんとか展示会までにプラントを動かすことができ、上司・先輩たちから驚きやお褒め(?)の言葉をいただきました(照)。とても辛く厳しかったこの経験のおかげで、ちょっとした電気回路であれば図面が無くても頭の中で回路を組んで配線できるようになり、また配線の作業スピードも格段に速くなりました。プログラムに関しても、ラダー図と配線図があればだいたいの動作フローが分かるようになり、不具合点等の発見にも大いに役立っています。勉学で得る知識も大切ですが、実働で得た経験は更に大きな力になるんだと感じた時期でした。

ここ最近は、お客様から依頼された焼成テストや社内でのテスト等で中心になる機会も多く、まだ数件ですがテストがきっかけで商談にも結びつけることができたものもあります。

 

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