日工株式会社

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能登半島地震におけるアスファルト合材工場、コンクリート工場の状況について(第2報)

2024年1月18日

日工株式会社(本社:兵庫県明石市、代表取締役社長:辻 勝 証券コード:6306 以下、「日工」)は能登半島地震におけるアスファルト合材工場、コンクリート工場の状況(第2報)を以下のとおりご報告いたします。

能登半島地震プラント被害状況 (10).png


令和6年能登半島地震により亡くなられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

被災地ではスムーズな物資輸送およびライフラインの復旧のために、寸断された道路の復旧が期待されております。

日工は、復旧の要となるアスファルト合材工場、コンクリート工場に納入した製造設備の状況について随時情報を公開してまいります。

第二報として2024年1月17日現在、石川県七尾市以北の能登地域の製造設備の状況を以下のとおりご報告いたします。

メーカーとして納入した製造設備(以下、「プラント」)の状況を確認したものであり、工場の営業を報告するものではございません。

日工は、すべての事業において被災したプラントの復旧を最優先とし、被災地の早期復興を全力で支援してまいります。



  • アスファルトプラントの稼働状況※七尾市以北、日工製


稼働可能:1基 

稼働困難:2基 

(参考)他社製プラント1基(穴水町)、復旧との情報あり。

地図に未反映の他社製プラント(状況不明)もございます。



  • 生コンクリートプラントの稼働状況※七尾市以北、日工製



稼働可能:5基  

稼働困難:2基 

(参考)稼働が困難な他社プラントが2基あるとの情報あり。

地図に未反映の他社製プラント(状況不明)もございます。




  • 第1報からの進捗について



現在、余震や悪天候が続いており、従業員の安全確保を最優先に考えながら、修理対応に取り組んでおります。

また、北陸サービスステーションへの人員増強を実施し、迅速な対応を心がけております。

復旧をお急ぎのところご不便をおかけしておりますが、順次対応してまいりますのでご理解いただけますと幸いです。



~アスファルトプラントの対応状況~

復旧には至っておりません。修理に向けた部品手配、打ち合わせ等を行っております。



~生コンクリートプラントの対応状況~

稼働困難としていた珠洲市のプラント1基が復旧しました。

第1報で状況不明としていた当社製プラントを納入している工場と連絡が取れ、2工場の稼働および1工場の稼働困難を確認しました。

依然として稼働困難なプラントに対しては、順次現地確認を行っております。



  • (参考)アスファルト合材、生コンクリートの輸送可能時間について




アスファルト合材は出荷から概ね90分以内の輸送が求められます。

性質上、冷めると固まるためであり、冬季は輸送可能時間が大幅に短くなることもございます。

生コンクリートにおいても、JIS規格により製造から90分以内に荷卸し地点に到着することが定められております。

以上