日工株式会社

サステナビリティ

SDGsへの取り組み

SDGsとは

GOALS

2015年9月に「国連持続可能な開発サミット」で全会一致で採択された2030年までの新たな「持続可能な開発目標」で、17の目標と169のターゲットから構成されており、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。

日工が重点的に取り組む課題

気候変動と地球温暖化

近年CO2排出量の増加と共に、自然災害が大規模化しています。
アスファルトプラントでは主に化石燃料をエネルギー源として使用しています。

アスファルト合材製造のため、国内で年間約100万トンのCO2が排出されていると推計され、市場シェアからそのうち7割は日工製プラントからの排出と考えられます。

日工はCO2削減のため、お客様である道路舗装会社と緊密に連携しながらアスファルトプラントの低・脱炭素化に取り組んでいます。

これまでに、アスファルトプラントの燃料効率向上や、廃熱の再利用、バイオマス燃料の実用などの取組により、環境負荷の削減を実現してきました。

カーボンニュートラル(炭素排出をゼロにする)の仕組み

カーボンニュートラル(炭素排出をゼロにする)の仕組み

廃材の再資源化と循環型社会の確立

世界的に循環型社会の構築が求められており、環境へのインパクトの大きい土木・建設業界は重要な役割を担っています。

日工では1970年代にリサイクル対応のアスファルトプラント、コンクリートプラントを製品化して以来、リサイクル技術を高めてきました。

日本のアスファルト合材のリサイクル率は99.5%と世界的に見ても極めて高い循環性を実現しており、アスファルトプラントのトップメーカーである日工の技術がこれを支えています。

コンクリート・アスファルト塊のリサイクル図

コンクリート・アスファルト塊のリサイクル図

災害の激甚化と早期復興

台風・集中豪雨・地震など、激甚化する自然災害からの復興には被災したアスファルトプラント・コンクリートプラントの迅速な復旧が不可欠です。

他方で災害の激甚化にともない、近年プラントの被災ダメージはますます甚大かつ複雑になってきています。

国内トップメーカーとしての社会的責任を果たすため、日工ではサプライチェーン・関連子会社・パートナー企業を含め、有事における事業継続マネジメントを策定・導入しています。

累積被害報告額の推移

累積被害報告額の推移