日工株式会社

日工のご提案(1) 建設廃棄物の処分・リサイクル

建設汚泥の改良(改質)処理、リサイクル
そのポイントと4つの好事例

建設発生土(建設残土)と建設汚泥の定義:「廃棄物処理法違反」にならないために

建設現場から発生する土は、状態によって廃棄物処理法の対象となるものと、ならないものが存在します。量が多いためにできる限りはリサイクルを検討したいところですが、まずは目の前の土がこの分類のどちらに当てはまるのかを見極めることが重要です。
いわゆる建設発生土(建設残土)は、建設現場での施工に伴って排出される土砂全体をさします。そのなかでも水分含有量が多く、粒子が細かいことで「泥」の状態になっているもの(コーン指数200kN/㎡以下もしくは一軸圧縮強度が50kN/㎡以下)を特に建設汚泥とし、廃棄物処理法が定義する「廃棄物」の一種として扱っています。

コンクリートガラの破砕機導入のポイント

国土交通省の目安では、「標準仕様ダンプトラックに山積みできず、その上を人が歩けないような流動性を呈する状態のもの」を建設汚泥としています。また、運んでいる間に泥状になってしまった場合でもこの対象となります。
他方で、建設汚泥でない土は通常、廃棄物として扱わなくてよいものです。しかし汚泥でなくとも他の産業廃棄物(コンクリート塊や金属くずなど)が混ざり込んでいる場合は、それらを分離する必要があります。建設現場における土の扱いは、このように細かな見極めを必要とします。

発生土について
参考:国土交通省「発生土について」
https://www.mlit.go.jp/tec/kankyou/hasseido/iinkai01/siryo03.pdf

「建設汚泥の再生利用に関するガイドライン」に沿ったリサイクルの好事例

土の状態を見極められたら、いよいよ処分・リサイクル方法の検討となります。汚泥以外の建設発生土は埋め戻しなども可能で、品質が一定以上であれば盛土・路床等にも転用できます。対して汚泥は、何かに利用する前に、「建設汚泥の再生利用に関するガイドライン」を踏まえた土質改良を行うことが求められます。

用途を見据えた土質改良の例

用途を見据えた土質改良の例
参考:国土交通省「建設工事における建設汚泥リサイクル事例集」
https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/region/recycle/pdf/recyclehou/recycle_rule/H26kensetsuodeijirei.pdf

日工では、建設汚泥の状態と、お客様が想定する用途にあわせ、リサイクルのさらなる効率化や、難度の高いリサイクルの実現につながるソリューションを提案しています。下記にその好事例をご紹介します。

建設汚泥リサイクルの提案事例①

自社製の石膏系固化材で汚泥改質のコスト削減
(廃石膏ボードリサイクル固化材製造のご提案)

建設発生土や建設汚泥の改良(含有水分量の調整、強度発生)には、通常、「固化材」を用います。これはセメントや石灰、石膏などをベースにつくられる粉体材料で、少量の添加であれば安価ですみますが、土砂の量や状態に応じて大量に投入されることも珍しくありません。
日工では土質改良処理をしている土木工事業のお客様に向けて、建設・解体現場で廃棄される石膏ボード由来のリサイクル材(再生石膏粉)を原料とした固化材製造プラント、そして、その固化材を使い土質改良を行う混練プラントのソリューションを提案しています。安価なリサイクル材を使用することで土質改良コストの低減につながることはもちろん、石膏由来の固化剤は強アルカリ性を示さないため、植生への影響も最低限に抑えられます。

固化材製造プラントの納入事例

固化材製造プラントの納入事例01
固化材製造プラントの納入事例02

建設汚泥リサイクルの提案事例②

粘性の高い汚泥に対応した土質改良ミキサ
(二軸強制せん断ミキサのご提案)

建設発生土・建設汚泥の性質や発生状況によっては、より扱いが難しくなることもあります。例えば土自体の粘性が高い場合、せん断力の弱い連続式ミキサでは、建設発生土の内部まで固化材を練り込むことが困難です。また、石を破砕して砂利を製造している採石場では、砂利表面の微粉分を水洗浄し、その微粉分を含んだ排水をフィルタープレスで水と固形分に分離させます。その固形分は脱水ケーキと呼ばれます。脱水ケーキは乾燥すると飛散するため、セメントを均一に混ぜることにより、路盤材として再生利用が可能となります。
日工では、生コンクリートプラントの関連技術などを活かし、粘性の高い建設汚泥や脱水ケーキにも均質に土質改良材を混ぜ込める二軸強制せん断ミキサを提供しています。

自動計量式ミキシングユニット Neo
(バッチ型ミキサユニット)

自走式土質改良機 Mobix
(自走式連続型ミキサユニット)

建設汚泥リサイクルの提案事例③

「乾燥」を一つの選択肢に
(建設副産物の新たな用途開発のご提案)

大量に生じる建設副産物としては、汚泥のほかにもコンクリートスラッジなどがあり、こうしたものも乾燥することで利用用途を広げられる可能性があります。日工では、目的に応じた乾燥加熱が可能なマルチドライヤを提供するとともに、プラント技術も活かして、お客様の要望や予算に応じた提案を行っています。

生コンクリート輸送後のミキサ車を洗浄した時などに生じる、コンクリートを含んだ汚泥

マルチドライヤの画像

マルチドライヤの用途例

マルチドライヤの用途例
コンクリートスラッジを加熱乾燥することにより、水和反応(水との反応による固化)が停止します。

建設副産物以外にも活用可能

  • ゼオライト造粒物
    園芸資材の製造工場では、ゼオライト造粒物の乾燥・固化用途に採用
  • かき殻
    かき殻などを加熱乾燥させて農業用土壌改良剤に
  • カーハーネス粉砕品
    非鉄金属のふるい分け工程の前処理に採用

工場汚泥(脱水ケーキ)の再資源化

工業製品の製造過程において発生する工場汚泥には、さまざまな物質が含まれ、建設汚泥以上に慎重な処理が求められます。しかし、その一方で、発生源によってはリチウムやニッケルなどのレアメタルを効率良く回収でき、再資源化の可能性に注目が集まっています。
日工では、この工場汚泥リサイクルの前処理に欠かせない乾燥装置を提供しています。

脱水処理設備の画像

工場汚泥再資源化の提案事例

高効率の乾燥機でバッテリー工場汚泥を再資源化
(ロータリードライヤのご提案)

貴金属加工会社様(バッテリー工場)向けのソリューションとして、脱水ケーキの乾燥処理を高効率で行う設備を提案しています。本設備では脱水ケーキの含水率を50%から5%にまで減少させ、処理能力は1トン/Hとなっています。
この乾燥により、脱水ケーキに含まれていたコバルトやニッケルなどの回収・リサイクルが容易となります。

高効率の乾燥機でバッテリー工場汚泥を再資源化

日工では、建設汚泥のリサイクル拡大と工場汚泥の再資源化促進に寄与する
各種製品・サービスを提供しています。

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