コンパクト設計で、半水石膏を安定して生産する「プラスリアクタ―」

石膏ボードは紙と石膏に分離され、その石膏紛は土質改良材の原料として再利用できます。
石膏は加熱脱水されると半水石膏となり、加水により固化性能を発揮します。

建設材料として多く使用される石膏ボードを固化材の原料として有効利用する製造プラントです。製造された固化材は建設発生土、建設汚泥等の土質改良に使用します。
固化材の原料は、石膏粉（二水石膏）を加熱処理した①半水石膏、②浄水汚泥、③セメント又は石灰です。各原料は計量、混合し、一定品質の固化材となります。
計量された固化材はフレコンに詰め、需要先に出荷します。
本システムでは、受入設備→加熱処理→粉体混合→フレコン詰め（計量）まで、一連の製造が可能となり、コンパクト化を実現しています。
集塵装置で粉じん対策も施し、周辺環境にも配慮しているプラントです。

廃石膏加熱処理システムで
廃棄物の有効利用が可能

廃石膏ボードを加熱、焼成処理し、固化材など他用途へ
再利用可能な無水石膏(Ⅱ型)を製造する設備です。

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解体系石膏ボードをムラなく乾燥(特許出願中)

ぬれた廃石膏ボードを処理すると、破砕ラインで付着する、ふるいが目詰まりするなどの問題があります。廃石膏ボードを事前に乾燥することで付着を軽減させ、詰まりを防止することができます。
廃石膏ボードの前処理工程に特化した装置で半水石膏の製造も可能。乾燥テスト等ご相談ください。

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特長

• 投入・乾燥加熱・排出・集塵・制御を1ユニット化
  石膏ボードの乾燥処理に特化したドライヤ構造
• 排ガス、材料温度をコントロールしやすい「並流タイプ」
  向流タイプに比べ、材料の変動(送り・含水)が大きい場合でも処理工程の影響が軽微
  付着しやすい材料に適した構造
• 消防・役所の諸申請不要(※)
• 11tトラック1台でも輸送可能なコンパクトサイズ
• 半水石膏の製造も可能

※ご使用地域によって必要となる場合があります。

加熱・乾燥設備実績

• 無水石膏製造設備
• 木質チップ乾燥設備
• 排水スラッジ乾燥装置
• 脱水ケーキ乾燥装置
• ガラスカレット乾燥リサイクル装置