WELLバーナ
特徴
CO2 を従来比25%削減!※
高性能で、メンテナンスは簡単。国内、海外で2,000台以上の実績を誇るバーナです。
お客様の設備・システム全体を考慮した最適なバーナをご提案させていただきます。
※オイルバーナ比較でガスバーナのCO2削減比
気体燃料 | 都市ガスなど |
---|---|
液体燃料 | 重油、灯油、軽油、BDF、木質タール、グリセリン、廃食油など |
固体燃料 | 石炭、練炭、コークス、木粉、籾殻など |
※上記燃料は、製作・納入実績の他、実証試験中を含みます。
- バーナ基本断面イメージ
- 燃焼イメージ
CO2削減・燃費効率アップ
熱風をダイレクトに炉内へ提供するため、省スペース、省エネ化、熱効率アップを実現しています(燃焼室不要)。燃焼領域は10L/h(最小)から2400L/h(最大)までと幅広く、お客様の設備に合わせてご選定頂けます。
さらなる効率化・省エネ化を求めて
ガスバーナは、従来のオイルタイプに比べ、下記のような特長があります。
- ①燃焼に起因するSOxの発生がゼロ
- ②NOxの低減
- ③CO2の排出量の低減(炭素分が少ないため、オイルバーナに比べCO2 25%削減)
ハイブリッドバーナの製品化
当社は、ガス専用バーナや、燃料の季節・価格変動に応じて、ガスと従来のオイル燃料とを切替えるハイブリッドバーナを製品化。さらには、高温で排出される排ガス中の残存酸素をバーナ燃焼用に再利用する省エネタイプも製品化しています。
(木質タールバーナの例)
環境負荷低減を目指して
温暖化問題が取り沙汰される昨今、当社では温室効果ガス低減を目指し、重油などの代替燃料として環境負荷の低いカーボンニュートラルな燃料(木質タール、ヤトロファオイル、廃グリセリン等のバイオ燃料)を使用した、バイオマスバーナの開発に取り組んでおり、お客様工場にて運用中です。
これらの燃料は、難燃性で不純物が多く含まれていたり、ガス化しにくい性質があるため、オイルもしくはガスとの二流体で安定燃焼を維持したり、ファイヤーボールの空気層をより高温に保ち、バイオ燃料のガス化を促進させる機構を採用するなどの対応を行なっています。
※高温安定化するもの、燃料の純度が高ければ、バイオ燃料単体での燃焼も可能。
仕様
WELLバーナ | ラインナップ | 燃料 | 燃焼量 | TDR |
---|---|---|---|---|
WELL-turbo | A重油・灯油 | 50~2400(L/h) | 1:5 | |
WELL-Lex | 都市ガス13A | 250~2100(Nm³/h) | 1:5 | |
WELL-GO | ガス・燃油切替 | (G)430~1050(Nm³/h) (O)485~1200(L/h) |
1:5 | |
WELL-Bio | バイオマス燃料 | 360~1800(L/h) | 1:5 | |
WELLバーナ 排熱再利用タイプ |
WELL-turbo 574K | A重油・灯油 | 360~1800(L/h) | 1:5 |
WELL-Lex 574K | 都市ガス13A | 250~1600(Nm³/h) | 1:5 | |
WELL-turbo 774K | A重油・灯油 | 360~1800(L/h) | 1:7 | |
WELL-Lex 774K | 都市ガス13A | 250~1600(Nm³/h) | 1:7 |
※燃焼量:A重油(42.6MJ/kg)、都市ガス13A(41.6MJ/Nm³)で換算表示
※TDR(Turn Down Ratio):最大燃焼に対する最小燃焼量の比率
※バイオマス燃料:BDF、木質タール、木材チップ等(実証実験中含む)